放射線療法の副作用

放射線療法の副作用は、基本的に放射線が当たる部位にしか現れません。
乳がんの放射線療法は、主に胸部のみの照射なので、髪が抜けることはありません。
放射線療法による副作用は、現れる時期によって急性障害と晩期障害に分けられます。
急性障害・・・放射線療法の期間中や放射線療法終了の直後に現れてくる副作用です。
急性障害のほとんどが、放射線が当たる部位の皮膚症状です。
症状は、赤くなってほてったり、ヒリヒリ、カサカサ、ひどいときは、水ぶくれができたりジクジクしたりと日焼けの症状に似ています。
放射線療法をはじめて2週間ほどで皮膚に変化起こることが多いようです。
治療が終了してから1ヵ月以内、長くとも3ヵ月くらいで治ります。
ほかに治療を始めたころに、疲れやすくなったり、食欲が低下したりする放射線宿酔が現れることもあります。
晩期障害・・・放射線療法が終了した6ヵ月~数年後に起こってくる副作用のことです。
適切な治療であれば、重篤な晩期障害の起こる割合は、全体の5%以下です。
放射線が当たっていた部位に、皮膚の色調変化や萎縮、皮下組織の硬化、乳腺組織の萎縮という症状が現れます。
ほかに肺炎や肋骨骨折などありますが、まれに起こるものです。
治療終了後、妊娠は可能ですが、放射線療法を行った側の乳房は、張らなくなり、乳汁の分泌もなくなります。
反対側では授乳は可能です。


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