人の体血管のほかに、リンパ管という管が張り巡らされています。
リンパ管には、病原体などの外敵から体を守るリンパ球をたくさん含んだリンパ液が流れています。
リンパ管の道筋にある小さな器官をリンパ節と呼んでいます。
成人の場合は、300~600個のリンパ節が、全身のリンパ管に点在しています。
リンパ節には、多くのリンパ球が集まっていて、そこで、リンパ液の中の異物や病原体、毒素などがろ過されて取り除かれています。
乳房に最も近いわきの下にも、リンパ節が10~30個ほどあります。
乳管の外に広がった浸潤がんの場合、リンパ液の流れに乗って、わきの下のリンパ節にたどり着いたがん細胞が、全身に転移する危険性があります。
これを防ぐため、手術の際に、わきの下のリンパ節の切除が行われます。
これをリンパ節郭清といいます。
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