わきの下のリンパ節は、次の3つに分けられます。
小胸筋の外側のリンパ節(レベルⅠ)
小胸筋の裏側のリンパ節(レベルⅡ)
小胸筋より内側のリンパ節(鎖骨下リンパ節・レベルⅢ)
以前は、レベルⅠ~Ⅲまですべてのリンパ節を切除していました。
しかし、腕がむくんで上がりにくくなる、腕の感覚が鈍くなるなどの後遺症が現れることがあります。
後遺症を軽減するために、現在はリンパ節郭清の範囲が小さくなってきています。
わきの下のしこりがなく、リンパ節転移の可能性が低いと考えられる場合は、レベルⅠのリンパ節郭清を行うのが一般的です。
乳房を切除するオーチンクロス法の手術が適応になる場合は、レベルⅡまでのリンパ節郭清が基本になります。
すでにわきの下にしこりが確認できるときは、レベルⅢまでのリンパ節を郭清することになります。
切除したリンパ節は、リンパ節への転移の有無や転移した数を詳しく調べて、術後治療の方針を決める手がかりとします。
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